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ある女優さんのケースです。最初に「不妊ルーム」に来られた時は、”女優さんしている”感じでした。高ピーというか、”私のこと知ってるー?”って感じなのです。そしてその方は、不妊に関係する病気が、大変な状況でもありました。それで、「不妊ルーム」でのフォローアップは無理だと思いましたので、すぐに不妊の先生を紹介しますと提案したのです。

ところが、彼女は、当時仕事が忙しいということで、何とか舞台が終わるまで、ウチで面倒をみてくれないかと頼まれました。それで、不妊治療までのつなぎとしてフォローアップしたのです。漢方薬を処方し続けていました。そして、しばらくして舞台が一段落したということで、不妊の先生を紹介しました。ところが、私から紹介を受けた担当医も、私の紹介状と基礎体温表を見て、一言「難しい」と言ったきり、無言になったそうです。

彼女は涙を流しながら、車を運転して帰ったそうです。ところが、車を運転して帰ったその時、実は彼女はすでに妊娠していたのです。衝撃的なケースでしたから、鮮明に記憶に残っています。

その彼女が一人目の子を産んで、数年経って、二人目が欲しいと相談に来られたのです。こういうケース、実は「不妊ルーム」でとても増えているのですけれども。二人目で相談に来られた時には、たいへんに穏やかな感じで、最初に相談に来られた時とは全然別人なんですね。「えっ、この人、本当にあの人」という感じなんですね。スタッフも大変驚いていました。

子どもが欲しくなかった女性や、今回のケースのようなことをよく経験します。何が言いたいかというと、”気持ちというのは先取りすることができない”ということなのです。子どもには、「子ども力」とでもいうものがあって、女性を別の人に変えてしまうのでしょう。私は最近、つくづくそう思います。

このお話しは、2月26日出版の新著、『卵子を守る!妊活レッスン』にも書きました。

卵子を守る! 妊活レッスン

卵子を守る! 妊活レッスン (集英社)
しなやかな自然妊娠を願うすべての女性へのメッセージ

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昨年10月から4ヶ月間、毎月10人以上、妊娠されました。2月はどうなるのかと心配していたのですが、9名もの方が妊娠されました。その内容も多岐にわたり、人工授精や体外受精を経験された方も、当院でのフォローアップで妊娠されました。

そして、先月とても嬉しいニュースが飛び込んできました。昨年7月、当院で47歳6ヶ月という最高齢で妊娠された女性から、男の子の出産を知らせるメールをいただきました。彼女は、4年半の長期に渡って不妊治療を行い、タイミング法の後、人工授精を16回、そしてその後、体外受精に6回挑戦するも、移植に至ったのは1回のみという状況で、「不妊ルーム」に相談にみえたのです。そして、彼女には幸いなことに、漢方薬とDHEAサプリメントが功を奏し、妊娠に至りました。彼女からのメールです。

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放生先生

おはようございます。

2月7日、帝王切開で無事に男の子を出産しました。
36週での出産でした。当初、エコーでは2000gないとのことでしたが、
なんと2713gもあり嬉しい誤算でした。
報告が遅くなって申し訳ありません。

私は15日に退院しましたが、
赤ちゃんは誕生時に呼吸がしにくかったみたいで、
NICUでお世話になり後に新生児室に移り20日まで入院してました。
やはり週数が浅かったのが原因だったようです。

赤ちゃんが無事に退院して、私も初めての子育てに奮闘中です。
沢山不安もありますが、やっと一緒にいられて嬉しく思ってます。

先生にも色々とお世話になり本当にありがとうございました。

諦めかけていた時にやって来てくれたこの子を大切に育てていきます。

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彼女が「不妊ルーム」で妊娠に至るまでの経過は、今週出版しました『卵子を守る!妊活レッスン』(集英社)に詳しく書きましたので、お読みいただければ幸いです。

”不妊治療だけが妊娠に至る道ではない!”という「不妊ルーム」スピリットで、今月も1人でも多くの方が妊娠されるよう、スタッフ一同頑張っていきます。

妊娠反応陽性時の「不妊ルーム」での治療内容は、下記の通りです。

Aさん 36歳:タイミングのみ(+)
Bさん 30歳:クロミッド+漢方薬(+)
Cさん 30歳:クロミッド+漢方薬(ー)
Dさん 38歳:漢方薬のみ(+)IVF3回あり
Eさん 33歳:クロミッド+漢方薬(+)AIH5回あり

Fさん 35歳:タイミングのみ(ー)
Gさん 29歳:漢方薬のみ(+)
Hさん 35歳:漢方薬のみ(+)
I さん 39歳:漢方薬+DHEA(ー)第一子も当院

※(+):不妊治療歴あり、(ー):不妊治療歴なし

新刊案内:『卵子を守る! 妊活レッスン』
http://www.koma-cli.jp/ninkatsu/
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現代人は男女を問わず「自己実現」こそ人生の目的とばかりに、次のステップへ進むことに必死になっているところがあるのではないでしょうか? そんな意識をそのまま不妊治療に当てはめて、治療はステップアップするのが当たり前と思ってはいませんか?

しかし、実際には「ステップダウン」が大変有効な場合は少なくありません。今の主治医は「人工授精から体外受精に切り替えるしかない」と言っているけれど、別の医師に聞いてみたら「いや、まずは腹腔鏡検査をやってみましょう」という意見が出るかもしれません。もし私に意見を求められて、その人に自然妊娠の可能性があると思えるなら「タイミング法に戻ってみましょう」あるいは「不妊治療を休んでみてはいかがですか?」と言うかもしれません。

こんな象徴的なケースも経験しました。二人目不妊の女性です。最初の子どもはタイミング法を試みても妊娠に至らず、人工授精5回目で妊娠、出産しました?人目がほしくなった彼女は、同じ大学病院に行きました。すると、最初の子どもが人工授精で生まれたので、今回の治療は最初から人工授精でということになりました。そこで人工授精を7回試みましたが、今度は妊娠することはできませんでした。

そこで、彼女は体外受精を初めて受けましたが、やはり妊娠には至りませんでした。そして私のところに相談にみえたのです。カウンセリングのその日、彼女になにが起こったのでしょうか? 私は彼女の基礎体温表を見ました。高温期が続いています。「あなた妊娠していると思いますよ」と言うと、まさかという顔をしています。そこで尿検査をしてみると、やはり彼女は妊娠反応陽性だったのです。

ステップダウンという言葉を知っておいてください。「不妊ルーム」で妊娠される方の7割は、不妊治療からステップダウンされた方々です。治療に行き急いで疲れたとき、辛くなったとき、迷ったとき、あなたには常にステップダウンという選択肢があるのだということを忘れないで下さい。

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妊娠を呼ぶ「3つの法則」

不妊診療の現場で、最初タイミング法ということをやりますけれど、生理開始から2週間前後に排卵しますが、その排卵する卵というのは、卵胞という袋に入っています。卵そのものは、直径が0.1ミリ、目に見えない位の大きさなんですけれども、それが入っている卵胞という袋は、排卵が近づくにつれて、日々日々大きくなっていくんです。卵胞の直径が平均22ミリで排卵するといわれています。

ですから、経膣超音波で袋の大きさを測れば、だいたいいつ排卵するかということが、医療側は目安がわかるわけです。それを患者さん側に「だいたい明後日ぐらいですよ」とか、「明日の晩じゃないですか」というメッセージをする。それに合わせて夫婦生活をもってもらうというのが、タイミング法という、日本中で世界中でおこなわれている方法なんです。

ところが、この方法は卵胞というものをチェックするわけですから、医療機関、お医者さん以外はできなわけです。ところが基礎体温表をつけるということと、排卵日検査薬
を使うということは、家庭でできるわけです。ここに大きな大きな違いがあるわけです。

ですから、最初は自分達でやれることをやってみよう。それでもダメだったら次に行ったらどうだろうか? その時に、ただがむしゃらに努力するのではなくて、基礎体温表をつけてみる、排卵日検査薬を併用してみるということなのです。そして、さらに大切なのは、夫婦生活を増やすということです。これが ”妊娠を呼ぶ「3つの法則」”です。

「不妊ルーム」に来られる方へのアドバイスも根本は同じです。正確な数値を出すことはできないでしょうけど、子供を望む夫婦の半数近くは、この方法で妊娠できるのではないかと、私は思っています。

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妊娠しやすい3つのポイント

私が「不妊ルーム」で、フォローアップを通してわかってきたことは、「妊娠しやすい3つのポイント」があるということです。


1) 女性の年齢が若いこと
2) 不妊治療歴が浅いこと(もしくはないこと)
3) セックスの回数が多いこと

この3つが揃(そろ)っているカップルは、不妊に関する大きな因子がなければ、妊娠に至る確率がかなり高いと言えます。

まず、1)の年齢についてですが、私のクリニックにカウンセリングで来院する女性の平均年齢は、だいたい35~36歳くらいです。これは平均値ですので、実際にはもっと若い方から40歳以上の方までいます。こうして幅広い年代の患者さんをみていると、やはり20代の患者さんのほうが、フォローアップを開始してから妊娠するまでの期間が短い傾向があります。また、若い人ほど、基礎体温表と排卵日検査薬を上手に活用するだけで、妊娠できるケースが多いのも事実です。

次に2)の「不妊治療歴が浅いこと(もしくはないこと)」。このことは、いろいろな薬が使用されていないので、体がホルモンバランスの点から柔軟性があるということを意味しています。と同時に、頭の方にも柔軟性がある場合が多いということも意味しています。たとえ不妊治療歴が長くても、その精神状態をリセットして、本来の「妊娠力」を取り戻せればよいわけですから、例えば自分がかなりの間不妊治療をおこなってきたからといって、がっかりする必要はありません。

そして、3)のセックスの回数が多いほうが妊娠しやすいというのはごく当然のことなのですが、意外とそのことには目を向けられていないと思います。とくに不妊治療をしているカップルは、排卵の日に的をしぼってセックスをし、その日以外は、ムダな行為と考えてしまう傾向があります。しかし、それは大きな思い違いです。排卵前後のセックスでも、妊娠はあり得ますし、なによりも、なんのためにセックスをするのか、原点に立ち返って考えてみましょう。

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