Archive for 4月 9, 2018

働く女性に不妊は多いか?

1986年「男女雇用機会均等法(以下、均等法)」が施行されました。
この法律は女性の労働に対するモチベーションをより明確なものとし、
労働現場での女性を非常に元気づけました。
また、女性の勤労をより容易なものとしました。
その結果、今日では様々な分野で女性が目覚ましく社会進出しています。
これは単に量的なことだけではなく、
むしろその質的な点において目を見張るべきものがあります。
すなわち、日本人女性は労働市場において、自らの実力を遺憾なく発揮し、
今や日本社会は女性力なしには立ちゆかなくなっているのです。

しかし、均等法という法律がどれほどすぐれたものであったにせよ、
必ず影となる部分が存在します。
均等法の施行後、人事・待遇の平等と引き替えに
深夜労働禁止などの女子保護規定が廃止されたことにより、
女性の労働環境も男性並に厳しいものとなりました。
すなわち、雇用の均等化は、
同時に労働量と責任の均等化ももたらしたのです。
その結果、女性の能力が高ければ高いほど、
労働量も責任も膨大なものとなり、
例えば妊娠が困難になってしまうという、
いわば法律が逆ネジとなっているようにも思えます。

下記のようなメールをよくいただきます。

「会社に尽くしたからといって、何か報われるわけではない。
それならば、自分の人生を大事にして、出産することも考えなきゃ」
と思うようになりました。

周囲の友達と話していても、
「こんな生活で妊娠すれば、それは奇跡だ」なんて会話になります。
皆、朝8時半から会社で働き、夜遅い日は終電で帰宅、
そうでなくとも会社を出るのは
いつも9時以降という生活を送っているのが現状です。