Archive for 4月 5, 2018

 「赤ちゃんができなければ不妊治療」と思っている方が少なくないようです。
事実、赤ちゃんができないからと、いったん不妊外来を受診すれば、
経膣超音波によるタイミング指導から始まり、
人工授精、そして体外受精や顕微授精といった
高度生殖医療まで進んでしまうケースが少なくありません。

 けれども、本当にそれでいいのでしょうか? 
私がカウンセリングでお話を聞いているカップルや、
インターネットを通じて相談をしてこられる方にも、
「妊娠はしたい、でも高度生殖医療は希望しない」という人も増えてきました。
価値観の多様化を反映しているのかもしれませんが、
私には不妊治療も「妊娠の質」が
求められる時代になったのだと思えてなりません。

 不妊治療が、大きな精神的、身体的ストレスをともなうことは、
経験された多くの方が訴えています。
また、不妊治療が不妊をさらに悪化させる
「不妊治療不妊」ということも多いのです。
私は、「赤ちゃんが欲しい」ということとが、
ストレートに「不妊治療」につながらないと考えています。

こまえクリニック「不妊ルーム」は、2000年5月より、
不妊に悩むカップルの相談、フォローアップを行っています。
カウンセリングをおこない、
あなたといっしょに、より自然に妊娠に至る方法を見い出していく、
自然妊娠と不妊治療の間に位置する、妊娠へのベースキヤンプです。

このベースキヤンプで、2015年6月8日現在、
1,791名の方が妊娠されています。
「不妊ルーム」のモットーは、
”不妊治療だけが妊娠に至る道ではない!”
ということなのです。