不妊を経験して子どもを授かるということ
01 3月 2018
世の中には、子供の虐待や、ネグレクト(育児放棄)
などといったニュースが、毎日のように報道されています。
その一方で、子どもに恵まれないカップルがたくさんいます。
「不妊ルーム」に来られる方は、不妊治療でつらい経験されていたり、
子どもを授かることに、つまづきを感じておられる方が大半です。
私はいつも思うのですが、そうしたハードルを乗り越えて
子どもを授かった場合、つきあって、結婚して、
ごく自然に子どもができたカップルより、
より愛着をもって子育てができるのではないかと、、、。
ですから、私は、『35歳からの妊娠スタイル』(主婦と生活社)の
エピローグに、そうした女性のメールを挿入したのです。
『35歳からの妊娠スタイル』エピローグから
ひとりでも多くの女性が、私に下記のメールをくれた
お母さんのようになってもらえるようにと心から祈ります。
夜泣きで1時間おきに起こされたり…生活が大きく変わりました。
欲しくて欲しくてやっとの思いで授かった子です。
大変なのは今だけ…と。
私は授乳時、いつも同じ言葉を繰り返し息子に語っています。
どうか、心身共に健康で明るく素直に育ちますように。
息子の人生が人に恵まれた人生となりますように。
いつか…心の優しい女性と出会い、
温かい家庭を築くことができますようにと。