体外受精児がふえたわけ

今から15年前に、私が『妊娠レッスン』を出版した頃は、
生まれてくる子どもの100人に1人が体外受精児でした。

ところが今日では、生まれてくる子どもの20人に1人が体外受精児なのです。
それは不妊治療では、体外受精への誘導が当たり前だからです。
不妊治療≒体外受精といってもいいような状況です。
こんな時代だからこそ原点回帰、すなわちカップルの妊娠力を高めることが、
大切だと私は思います。

『妊娠レッスン』はタイトルもよかったのですが、
”不妊治療だけが妊娠に至る道ではない”というエッジの立った主張が、
共感を呼び、広く受け入れられたからだと思います。

この”不妊治療だけが妊娠に至る道ではない”は、
「不妊ルーム」の開設当時からの一貫した基本精神でもあるのです。

また、私は不妊治療を否定的に考えてはいません。
女性が働くことが当たり前になった今、
不妊治療を妊娠にアプローチするツールと考え、
カップルが主体性をもって有効利用すればよいと思います。


「不妊ルーム」

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