プレミアム妊娠を考える

最近になって、”プレミアムな妊娠”ということを考えます。
プレミアムと言うと高級感をともなうイメージがありますが、
そういうことを意図しているわけではありません。

要するに「不妊ルーム」で妊娠されたときに、
その女性が妊娠を継続できるような状態で、
産科の先生に送り出したいということなのです。

妊娠できたのはいいですけれども、その時に乳がんが発見された場合、
本当に大変なことになります。
ですから「不妊ルーム」では、3年前より、
”乳がんのないことを確認してから妊活しよう”をモットーに、
妊娠に取り組んでいます。

また私は年1回の乳がんチェックでは不十分だと考えております。
年に2回の超音波検査の乳がんチェックを勧めております。
また女性が若ければ若いほど、マンモグラフィーによる
乳がんチェックは避けるようにアドバイスしています。
これは何よりも放射線被曝を心配するからです。

女性に貧血はつきものですし、貧血のある体で妊娠した場合、
その継続が困難になってくるかもしれません。
ですから鉄欠乏性貧血にも注意を払っています。

また、数年前より「不妊ルーム」では、甲状腺チェックをしております。
それは、甲状腺ホルモンをより厳格にコントロールすることにより、
妊娠率が上昇するのみならず、甲状腺ホルモン製剤の服用継続によって、
流産率が低下することも知られるようになったからです。

人間は哺乳類の中でも流産しやすい動物でもあるのです。
ですから健全な体で妊娠が継続できるようにと願っているのです。


「不妊ルーム」

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