卵子の大きさは直径が0.2ミリくらいです。
この卵子自体の大きさは、受精までは変わりません。
排卵が近くなるにつれて大きくなっていくのは、
卵子を包んでいる卵胞という袋です。
この卵胞の直径が20ミリを超えると、
いつ排卵があってもおかしくないと言われています。

そして、卵胞の大きさを計り、
排卵日を予測してセックスのタイミングを指導するというのが、
タイミング法です。
これに加え、排卵をより確実にするために、
注射薬の排卵誘発剤(hCG製剤)を使うこともあります。

ところが、医療機関の側の対応に、
細やかさがなくなっている場合をしばしば経験します。
それがどのような点で問題となるのでしょうか。

たとえば、経膣超音波で卵胞の大きさを計って、15ミリだったとします。
すると医師は「じゃあ、だいたい3日後に排卵ですね」
などとアドバイスします。
しかし、実際のところは15ミリから22ミリまで
卵胞が大きくなって排卵するまでに、2日かかる人もいれば、
5日かかる人もいます。かならずしも
「3日後にセックスしてください」は当たっていないのです。

「タイミング法」が、まるで「タイミング占い」になっているケースも、
残念なことに少なくありません。


「不妊ルーム」

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