メディアというのは、テレビ、新聞、雑誌を問わず、
新しい話題を提供しないと視聴者なり、
読者なりをひきつけることはできません。
ビジネスの側面がありますから、売り上げ、視聴率が大切です。
そのため、たとえば「不妊に新しい治療法!」などという情報が流れると、
ワッとそちらになびいて、一斉に報道されるということがあります。

もちろん、よく取材された良質な情報もあります。
しかし、それは内容をきちんと読んだ人にしかわからないことで、
やはり見出しには、誇張や、無責任に期待を煽る言葉が
並んでいたりするものが多いのです。
不妊治療にどっぷりと漬かっている人ほど
そうした報道に飛びついてしまうのもです。
そうでなくても、「なかなか妊娠できないなぁ」と頭の片隅で思っている人なら、
やはりそのような情報は無視できないのが人情というものでしょう。

ですから、世の中のあらゆる情報に対して、
自制心を持って意識的にみる習慣を身に着けないと、
不要な治療を受け、ムダな出費と、時間と、
希望を奪われるということにもなりかねません。

かくいう私も、いくつもの雑誌から取材を受けました。
私はいつも同じ主張を述べているのですが、その反響はというと、
電車のつり広告や、雑誌の表紙に載った言葉の表現力に
比例していたように感じています。


「不妊ルーム」

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