不妊治療の検査方法とは?

まず男性側ですが、セックスが成立するカップルにおいて、
男性が行うべき検査は、精液検査のみです。
男性が精液を医療機関に提出し、
その精液量・精子数・pH(ペーハー)・運動率・奇形率などを調べます。
そしてこの検査で異常が認められなければ、
男性側は問題なしということになります。

いっぽう、女性側の大切な検査も2つしかありません。
1つは基礎体温の周期に合わせて行われる、種々のホルモンチェックです。
生理周期に関係なく行っていい検査として、
テストステロン(男性ホルモン)と、プロラクチンがあります。
プロラクチンは乳汁分泌ホルモンとも呼ばれ、
妊娠後期から値が上昇してくるホルモンですが、
妊娠してないのに、このホルモンの値が高いと、
排卵障害の原因になります。
テストステロンが高い場合、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)という、
排卵障害の代表的な病気などを疑います。
またホルモンチェックではありませんが、
クラミジア感染症のチェックをしておくことも大切です。
なぜならクラミジアは、卵管閉塞を引き起こすことがあるからです。

つぎに生理中に行う検査とし、LH(黄体形成ホルモン)と
FSH(卵胞刺激ホルモン)が大切です。

そして基礎体温の高温期の半ばに行われるのが、
プロゲステロン(P:黄体ホルモン)と
エストラジオール(E2:女性ホルモン)の検査です。
この2つのホルモンは、協調して働き、
子宮の内膜を受精卵が着床しやすいように環境を整え、
妊娠を継続させる働きをするホルモンです。
こうした3つのポイントで行われるホルモンチェックで異常がなければ、
とりあえず子宮と卵巣は健康であり、
受精卵を受け入れやすいということになります。


「不妊ルーム」

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