妊娠しやすい3つのポイント

私が「不妊ルーム」で、フォローアップを通してわかってきたことは、
「妊娠しやすい3つのポイント」があるということです。

1) 女性の年齢が若いこと
2) 不妊治療歴が浅いこと(もしくはないこと)
3) セックスの回数が多いこと

この3つが揃(そろ)っているカップルは、
不妊に関する大きな因子がなければ、
妊娠に至る確率がかなり高いと言えます。

まず、1)の年齢についてですが、
私のクリニックにカウンセリングで来院する女性の平均年齢は、
だいたい35~36歳くらいです。これは平均値ですので、
実際にはもっと若い方から40歳以上の方までいます。
こうして幅広い年代の患者さんをみていると、
やはり20代の患者さんのほうが、
フォローアップを開始してから妊娠するまでの期間が短い傾向があります。
また、若い人ほど、基礎体温表と排卵日検査薬を上手に活用するだけで、
妊娠できるケースが多いのも事実です。

次に2)の「不妊治療歴が浅いこと(もしくはないこと)」。
このことは、いろいろな薬が使用されていないので、
体がホルモンバランスの点から柔軟性があるということを意味しています。
と同時に、頭の方にも柔軟性がある場合が多いということも意味しています。
たとえ不妊治療歴が長くても、その精神状態をリセットして、
本来の「妊娠力」を取り戻せればよいわけですから、
例えば自分がかなりの間不妊治療をおこなってきたからといって、
がっかりする必要はありません。

そして、3)のセックスの回数が多いほうが
妊娠しやすいというのはごく当然のことなのですが、
意外とそのことには目を向けられていないと思います。
とくに不妊治療をしているカップルは、
排卵の日に的をしぼってセックスをし、その日以外は、
ムダな行為と考えてしまう傾向があります。
しかし、それは大きな思い違いです。
排卵前後のセックスでも、妊娠はあり得ますし、
なによりも、なんのためにセックスをするのか、
原点に立ち返って考えてみましょう。


「不妊ルーム」

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