不妊に定義はありません!

日本産科婦人科学会では、不妊(症)の定義として
「生殖年齢の男女が妊娠を希望していて、
ある一定期間夫婦生活を行っているにもかかわらず、
妊娠しない状態を不妊といい、
医学的な治療を必要とする場合を不妊症」としてきました。

しかし、夫婦のバックグラウンドは実にモザイク的であり、千差万別です。
ところが、不妊治療の現場では、
EBM(科学的根拠に基づく医療)という冷たい、
メタリックな物差しだけが当てられるという現実があります。

視床下部-下垂体-卵巣-子宮は、
性ホルモンを介してネットワーク化されています?そして大切なことは、
視床下部が「ストレス」の
影響をとても受けやすいということです。
しかし、「ストレス」は「痛み」などと同じように、
客観的に評価することはきわめて困難です。

不妊治療という大きな「ストレス」が、
妊娠にネガティブに働くことは、
それを経験した多くの女性たちが訴えています。
こういう状態を、私が「不妊治療不妊」と表現したら、
私のもとには多くの賛同するメールが押し寄せました。
そうした「不妊治療不妊」の反動として、
「不妊治療をやめたら妊娠した」
というケースが多く出てくるのでしょう。


「不妊ルーム」

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