人間にとって、思い込みは怖いものです。
負けると思って出た試合は、戦う前から負けているようなものです。
よく自己暗示といいますが、スポーツ選手では
イメージトレーニングを大切にしている人がたくさんいます。
私は妊娠においても、同様のことがいえるような気がしています。

「自分には赤ちゃんができないのではないか?」
といったマイナスの自己暗示は、
本来備わっている妊娠力が低下していまうことにもなりかねません。
何事においてもそうですが、気持ちがネガティブだと、
なかなかよい結果というものは生まれないものです。

私のクリニックに訪れる方にも、私のアドバイスに、
いちいち「できません」「無理です」と言う方がいます。
そういうネガティブ思考の方の場合、
妊娠までの道のりが遠いなと思てしまいます
また、そういう人は友人たちとの会話でも
「そんなのムリじゃない? やめたほうがいいよ」
と言っているかもしれません。
ムリかどうかなんて、
やってみなければわからないことが多いのです。

このようなタイプの人は、自分に対しても
ネガティブな自己暗示をかけてしまいます。
他人の発言に「ムリ」というのは、
自分は前に進めそうにないから
「あなたも私と同じところにいて」
という心理が隠されているかもしれません。
へんな自己暗示でせっかくの妊娠力を低下させないように。

できると思ったからといって、
かならずしもできるというものではありません。
しかし、できないと思う必要はないと思います。
「自分には赤ちゃんなんかできっこない」などと、
後ろ向きの言葉を、自分に投げかけることはやめにしましょう。


「不妊ルーム」

Comments are closed