「不妊ルーム」は、今から16年前に、
不妊治療に対する違和感からスタートしました。
私は、”不妊治療だけが妊娠に至る道ではない”をモットーに、
内科的なアプローチで妊娠にとりくんできました。

そして最近になってつくづく思うのは、
「不妊ルーム」は、通院されている方とともに
歩んできたということです。

今から9年前に、お腹の上からの超音波検査による
卵胞チェックを開始しました。
そのきっかけは、腹部超音波検査で、
「こういう超音波なら、何回やってもいい」と
言われたのがきっかけでした。
その女性は、長期間に渡って不妊治療を受け、
本当に辛い日々を送っていたそうです。
生理がきて憂鬱になり、排卵日近くになって、
婦人科に「卵胞チェック行かなくてはといけないと思うと、
1ヶ月に2度憂鬱になる」とおっしゃっていたのが印象的でした。
また、この腹部超音波検査による卵胞チェックを導入したことによって、
妊娠される方が増加しました。

さらに、数年前からDHEAサプリメントを薦めることも行っています。
これも最初のきっかけは、DHEAサプリメントを持参された女性が、
「これはどうなのでしょうか?」と私に質問されたのがきっかけでした。

私は、DHEAサプリメントによって、
年齢の高い女性から良好な卵が採卵できるのであれば、
「不妊ルーム」においても、女性が良好な卵を排卵し、
妊娠に至りやすいのではないかと考えたのです。
そこで37歳以上でDHEAの血液の中の値が低い女性を対象に、
DHEAの服用を薦めたところ、
37歳以上の女性の妊娠が約2割増えたのです。

「不妊ルーム」は、これからも、通院者の方の声に耳を傾け、
一緒に成長していきたいと思っています。


「不妊ルーム」

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