結婚と不妊の微妙な関係

「結婚すると不妊になります!」
そう言うと、ビックリする人も多いと思います。
しかし、あながちウソではないのです。
その理由を考えてみましょう。

一般的には1年以上妊娠に至らない状態を不妊といい、
挙児を希望して患者さんが診療に来た時点で
不妊症と使い分けることが多いようです。
そして、私の周りを見回しても、
不妊治療を止めたら妊娠したという方が多くいます。
皆さまの周りにもそうした人がいると思います。
なぜでしょうか?

二年の交際期間を経て結婚、その後二年間妊娠しない
(計四年不妊)ため医療機関を受診したカップルをAとします。
そして見合い結婚し、その後二年で医療機関を
受診したカップルをBとします。
ポイントは、いまのカップルは婚前交渉が当たり前で、
”結婚が性交渉が減少するきっかけ”になっているのです。

ですから、医療機関を受診する時点では、
Aさん夫婦とBさん夫婦とでは、
「不妊」の意味合いがまったく異なっているのです。
しかし、どちらの夫婦も医療機関を受診すれば
「不妊症」ということになります。

「結婚すると不妊になる!」というのも、
あながち間違っていないと、
わかっていただけるのではないでしょうか。
ですから解決策は、医療機関より
自分たちにあることも多いのです。


「不妊ルーム」

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