私は排卵していますか?

「不妊ルーム」に通院されている方から、
「今回私は排卵していますか?」という質問をよく受けます。
「不妊ルーム」での妊娠へのアプローチの基本は、
基礎体温表と排卵日検査薬を活用することです。
「基礎体温表が右目なら、排卵日検査薬は左目、両眼で見ると、
物は立体的に見えるでしょう」という説明もします。

しかし、いくら基礎体温表をながめても、
また、排卵日検査薬を使用しても、排卵を確認することはできません。
排卵しているのかどうかをどうしても知りたい場合、
排卵前から、卵胞チェックを入念に行い、卵胞が消失し
ダグラス窩(か)と呼ばれるところに腹水が確認されれば、
排卵されていることになります。

しかし、不妊治療を専門におこなっている医療機関でも、
こうした入念な超音波検査はおこなっていません。
第一、このような事をおこなえば、
女性そのものが精神的にまいってしまうと思います。

私は排卵してるかどうか、そのものに執着するのは
やめた方がいいと思うのです。
一般的にいって、基礎体温表が低温期と高温期が明確に分かれていて、
排卵日検査薬の反応があれば、
排卵したと考えた方が精神衛生上いいように思うのです。


「不妊ルーム」

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