「不妊ルーム」

Archive for 9月, 2013

『妊娠スタイル』を書いた理由

27日金曜日に『35歳からの妊娠スタイル』が、無事校了しました。
したがって、10月18日には、まちがいなく書店に並びます。

『35歳からの妊娠スタイル』の主張は、”35歳からは心の妊娠適齢期”、
ということなのですが、私が今回の本を執筆したのには理由があります。
それはここ数年、月を追うごとに、AMH問題が大きくなってきたからです。
AMH((抗ミュラー管ホルモン)というホルモン検査の数値が、
不妊診療の現場で、はばをきかせるようになってきました。

AMHは、女性の年齢とともに低下していくのですが、この数値を理由に、
患者さんが体外受精に誘導されるケースが増えているのです。
私も頻繁に、そういう相談を受けるようになってきました。
ですから多くの読者の方に、AMHに関する正しい知識と理解を持って欲しいということが
、大きな執筆動機です。

とてもわかりやすい解説をしたと思っておりますので、どうぞ楽しみにして下さい。
また、読者が元気が出る、勇気がもらえる、実話もたくさん記載しましたので、
きっとご満足いただける内容だと思います。

『35歳からの妊娠スタイル』は、「主婦と生活社」から発売になります。
周りの方々にもお知らせいただければ幸いです。

『妊娠スタイル』はスマホ!?

『35歳からの妊娠スタイル』という本は、ひとことで言ってしまえば、
”幕の内弁当”、いや、スマートフォン(スマホ)のような本です。
スマートを使わない、いや、使えない私が言うのも変なのですが、
この一冊には、色々なコンテンツ(アプリ)が詰まっています。

底流に流れているのは、”35歳からは、心の妊娠適齢期”という考え方です。
そして、具体的な妊娠へのアプローチのために、「体内インフラ」「体外インフラ」という、
新しい言葉をキーワードに考えていきます。
この本をスマホというのは、私がこれまで出版してきた
いろいろな本のエキス的な内容が詰まっているからです。

私の本『妊娠レッスン』は、かつて、ベストセラーになりましたが、
今から6年前に『新・妊娠レッスン』へバトンを渡しました。

そして、『妊娠レッスン』の次に人気が高かった『妊娠力』は、
残念なことに絶版になってしまいました。
しかし、そのコンテンツには、現在の女性にも伝えたいことがたくさんあります。

また、今から7年前に『体外受精レッスン』という本を出しましたが、
この本は内容が高度すぎて、多くの読者に受け入れてもらうことができませんでした。
しかし、36人に1人の子どもが体外受精で生まれてくる現実において、
体外受精に関する基本的な知識を持っておくことは、大切なことです。

ですから、私は、こうした絶版になってしまった本の中で、
皆さんにお伝えしたいメッセージを切り取ってきて、
『35歳からの妊娠スタイル』の中に盛り込みました。
そういう意味でいろいろなアプリが詰まった本というか、
私の集大成のような本になったと思っています。

ひとりでも多くの読者に行き渡るよう、編集者の方にお願いして、
私のこれまでの本では最も安い¥1,100(税別)になりました。
10月18日(金)に本屋さんに並びます。
あとしばらくお待ちください。

今年の春から執筆してきた本の原稿が、
ようやく来週の末に校了をむかえようとしています。
本の発売は10月18日金曜日を予定しています。

今回の本は35歳以上の女性を読者とした、
”35歳からは心の妊娠適齢期”をテーマとしています。
ここ数年「卵子のエイジング」ということが、
色々なメディアでクローズアップされてようになってきました。
しかし、私はそれが少々行き過ぎてるのではないかと思ってきました。
ですから35歳以上の女性へエールを送る、
応援歌のような本を書けないかと思ってきたのです。

今回の本では、「体内インフラ」「体外インフラ」という、
ちょっと聞き慣れない言葉をキーワードに、妊娠へのアプローチを考えていく本です。
何人かの女性に原稿を査読していただきましたが、
おおむね好意的な感想が多く著者としても嬉しく思っています。

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◆原稿を読んでいただいた方の感想から

仕事、出産、趣味など希望することを同タイミングで叶えることは難しいので
ライフプランを考えながら優先順位をつける、
つまり子供がほしいと願うのであれば体外内のインフラを整えることが優先であり、
35歳以上の年齢でもまだ遅くないと思える一冊でした。

この世代は色々な経験と可能性を持っているからこそ、何かを切り捨てて
(本来切り捨てるわけじゃなく、先生のおっしゃるような
「Yの字思考」で選択肢を変えるという事だと思いますが)、
妊娠しやすい生活や不妊治療へ進むことに迷いや不安を持ってしまうのかもしれません。

でもこの本を通じて、35歳以上ということで妊娠をあきらめる必要はなく、
まだまだ可能性はある、だから凝り固まった考え方はやめて前向きにがんばろう、
という気持ちになれました。35歳以上の頑張る女性の背中を押してくれました!

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編集者の方にお願いして、1人でも多くの女性に手に取ってもらえるよう、
値段も1,100円(税別)と、私の本の中では最も低価格のものとなりました。
私のこれまでの本の集大成ともいえる内容となっております。
どうぞご期待下さい。

こんにちは。

「44歳で妊娠」と先生を驚かせた三○ 早○です。
予定日より9日早く、陣痛1時間、分娩台に上って40分、
出産ですから痛いは痛いですが、超スーパー安産で3230gの男の子
を無事出産し、退院いたしました。

1人目が出来たのが39歳、欲しいと思ってすぐに出来たので、妊娠ってこんな
ものかな〜と軽く考えていたら、41歳で2度続けて流産、今思えば年齢的な
事も大きいのかもしれませんが、途中まで育っての流産に不育症の可能性も
疑われ、その後、処方されたバファリンを飲みながら妊娠を待ち望みましたが
なかなか思うようには・・・。とはいえ、不妊治療の医者に行くのも気が引け、
友人に勧められ周期療法(今思えば何の医学的根拠も意味も無く、先生に言わ
れてスパッと止めるまでお金と時間の無駄遣いをしたものです)、結局、一向に
兆しも無く毎月がっかりする日々・・・気が付けば44歳になっていました。

さすがに・・・と少し悲観的になり始めたとき、娘が私のパソコンをいたずらして
たまたま開いたのが「不妊ルーム」のホームページで(科学的ではないですが
神が降りてきたのかもしれませんね^-^;)、少し戸惑いもありましたが、思い切っ
てその扉をたたいてみよう、と一歩踏み出したのが昨年の10月でした。

ドキドキしながら行ってみると、先生は説明も解り易くとてもさばさばしていて、
「歳が歳だから、まあダメもとで・・・一人授かっている訳だしその子を大切に」と。

確かに・・・。でもそれで気負いしていた物が抜けたのか、そうして始めた血液
検査によるホルモンの値と基礎体温表を見て「年齢より全然いいね、もしかして
いけるかも!」と後押ししてもらったのが心強かったのか、根拠ある実績とデータ
に基づいたDHEAと漢方の投与が効いたのか、それら全ての効果があいまって
12月末、もしかして?年明け1月にはたい嚢が見え妊娠確定!

とはいえ、歳も歳だし前回のこともあるしで、期待と不安、その成長に一喜一憂
という感じの日々でしたが、毎週あるいは二週に一度伺う先生の独特の励まし
に支えられ、バファリンと漢方薬を飲みながら無事出産の日を迎えることが出来
ました。

主人も娘も弟の誕生を心から喜んでおります。
年齢の事だけ言うとかなり厳しかった事だと思います。
でもちゃんと実績に基づいた療法で心と体のコンディションを整え、万全にすれば
やってやれないことはない!ということですかね。
42歳までが妊活の適齢期的な事が政府によって何となく定められそうな中、
経産婦だったということはあるかも知れませんが、年齢で線を引いたり一つの枠や
平均値で縛るのではなく、あとは個々人の心と体のバランスというか、それぞれの
人にあった先生のような指導をしていただければ、きっともっともっと私たちのような

幸せな人が増えるのではないかと思います。

本当にありがとうございました!そして、先生に巡り合えた事に感謝いたします。
これからも年齢の枠にとらわれず(もちろん、年齢が上がればその分、生物学的に
妊娠・出産が難しくなることは解っておりますが)たくさんの人に喜びの笑顔をもた
らして下さい。

長文になってしまい申し訳ございません。
末筆ではございますが、先生もご自分のお体、ご慈愛下さい。
私も授かった大切な2つの宝をこれからも守り育てて(私自身が育てられている気も
しますが)いきたいと思います。

・・・&ちょっと47とか48歳でも、もう一人くらいまた先生のお力を借りて生みたいな、
くらいの勢いは今はありますけど(笑)。まあ、先生にまた贅沢だ、もうさすがに〜って

笑われますね(^-^;)
本当にありがとうございました!

2013年8月の妊娠

8月は夏期休暇があり、診療日数が少ないのですが、幸いなことに7名の方が妊娠されました。
そして現在の「不妊ルーム」での通院者を象徴するように、40歳前後の方が4名も妊娠されています。

確かに年齢が若いということは、妊娠しやすさと関係します。
そして私がいつも思うのは、「不妊ルーム」に来られる前に、
濃厚な不妊治療を行っていなければ、年齢が比較的高くても妊娠しやすいということです。 

今回38歳以上の方が4名妊娠されていますが、そのうち3名の方は、不妊治療経験がありませんでした。
そして「不妊ルーム」での妊娠の状況をみても、タイミング法のみ、あるいはそれに漢方薬を加えるといった、
少し治療的なアシストで妊娠に至りやすいことも事実なのです。

これからも「不妊治療だけが妊娠に至る道ではない」という精神で、
1人でも多くの方が妊娠されるよう努力したいと思います。

また10月に出版を予定している本は、”35歳以上は心の妊娠適齢期”をテーマにしたいと思っています。
「不妊ルーム」では通院者の年齢層が30代後半でありそうした方々が、
次々と妊娠されていますので、そうしたことを本の中に盛り込んでいきたいと思っています。

妊娠反応陽性時の「不妊ルーム」での治療内容は、下記の通りです。

Aさん 39歳:タイミングのみ(ー)
Bさん 38歳:漢方薬のみ(+)
Cさん 38歳:漢方薬のみ(ー)
Dさん 34歳:クロミッド+漢方薬(ー)
Eさん 29歳:漢方薬のみ(ー)
Fさん 41歳:タイミングのみ(ー)
Gさん 32歳:タイミングのみ(+)

※(+):不妊治療歴あり、(ー):不妊治療歴なし




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