Archive for 12月, 2012

体外受精をすすめられたら

「このままではお金がどんどんかさんで、年をとっていくのかと思うと、いてもたってもいられない気持ちになります」
体外受精を何回か受けた方からこんなメールを受け取ると、ほんとうに気の毒になります。体外受精を受ける人に対して、医師は精神的フォローを行う責任があると私は思います。しかし、健康保険適応外になるためか、なおざりにする医師がいるのが現状です。

私は、「不妊ルーム」で、体外受精を受けている方のカウンセリングを、たくさんしてきました。体外受精を何回も受けた方とお話ししていて痛感するのは、頭がかたくなって柔軟性を欠いているということです。これはその方がもともと頭が固いのではなく、状況がそのように追いやってしまっているのです。こうした方には、体外受精するしか妊娠する方法がないと思いこんでいる方も少なくないのです。

これから体外受精にステップアップしようという方は、不妊治療が自分の人生にとってどのような位置づけにあるのか、真剣に考えていただきたいと思います。もし妊娠しなかったら、そのとき自分はどう考えるのか? 子どものいない人生を選択する生き方もあるのではないか? そういうことも含めて考えてほしいのです。

「経済的」「心理的」「肉体的」負担がかかる体外受精です。医師からすすめられたら、何らかのルートで別の医師にセカンドオピニオンを求めることをアドバイスします。体外受精は一回40~60万円、確率20~25%のギャンブルを行うようなものです。高額にして成功率も高いとはいえない治療を受けて、後悔しないためにも必要なことです。人工授精を行った同じ医療機関で体外受精を受ける方が多いのが現状ですが、体外受精による妊娠率は、施設間により大きな開きがあります。このこともぜひ、知っておいてください。

体外受精を行って第一子を出産したあと、第二子を自然出産した人も数多くいます。このことは第一子も自然妊娠できたかもしれないという可能性を示しています。また、体外受精は、どの医療機関で受けるのかということが、なにより大切ですから、セカンドオピニオンが重要なのです。

「不妊ルーム」のカウンセリングには、これから子どもを考えている方も、お気軽にどうぞ。

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多くのかたは、子どもを望んで「不妊ルーム」に来院されます。大変印象深いケースですけれども、非常に面白い方もおられるのです。かなり前になりますけれども、ある女性が「不妊ルーム」に相談にこられました。ところがその女性は、椅子にすわると、「私は子どもはいりません」と言うわけです。

それで私が不思議に思って、「子どもがいらないのになぜ、「不妊ルーム」にくるのですか?」と聞きました。彼女が言うには、「私は子どもは欲しくないんだけれども、旦那が子ども、子どもってうるさいのです」というわけです。それで、仕方なしに背中を押されて相談にきた。そういう話なんです。それで、ご本人の検査、ご主人の精液検査を行いましたが、何ら問題となる所見は出てきませんでした。

想像するに、”子どもは欲しくない”という気持ちが、妊娠にネガティブに働いているのではなかろうかと思ったわけです。何も問題がないわけですから、2~3ヶ月で、その方は妊娠反応陽性が出たわけです。それで私が「あなたは妊娠していますよ」と言いますと、返ってきた言葉が、「ああ、そうですか」そして、その次に出てきた言葉が「これで、フラメンコの稽古はお休みですね」とそういった次第でした。いわゆる感慨とか、そういった様なものがまったく感じられなかったんです。

ところが、その女性というのは、当時クリニックからそんなに遠くない所に住んでいらしたようで、2年くらい経って、たまたまその女性を駅前で私は見かけたわけです。そうすると、2年前とは全く別人になっているわけなんですね。子どもが可愛くて、可愛くてしょうがないと。ちょっとでも歩くと、すぐに追っかけて、「危ないでしょう、○○ちゃん」と言っている。全く同じ人だと思えない。そういった経験も「不妊ルーム」ではしています。

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人工授精も前向きに考える!

人工授精をすすめられた段階で、「不妊ルーム」に相談に見える方は多くいます。まず、人工という言葉の持つネガティブな響きが影響していますし、何よりも人工授精を行うということは、セックスと妊娠が切り離されるということを意味しているからだと思います。

また、人工授精におけるさらなる問題というのは、人工授精が多くの場合、タイミング法の後に行われ、さらにその妊娠率が低いことを考えあわせると、結果的に非常に多くの時間が経過してしまうということです。

セックスの回数が少なくて人工授精を医師からすすめられているような場合、私は相談にこられた方にむしろ、積極的に人工授精を受けるようすすめることがあります。そして、その際に必ず行うアドバイスは、人工授精を行うと同時に自分達もタイミング法を行うようすすめるのです。そうすることによって妊娠の可能性が高まるからです。

例えば、ある女性は、私が人工授精を視野に不妊治療の医療機関へ紹介した方ですが、この方は3回目の人工授精で妊娠に至りました。そして妊娠報告のメールには、「確かに今回人工授精を行いましたが、タイミングもバッチリだったので、実際今回妊娠したのは人工授精が奏功したのか、タイミングがよかったのかわからない。」というのです。こうした考え方に立てば、人工授精というのも、少し柔軟に受け入れられるのではないでしょうか?

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クロミッドは排卵誘発剤であると同時に黄体機能不全改善剤であるともいえます。黄体機能不全、排卵障害あるいは原因が特定できない機能性不妊の場合は、しばらくタイミング法を受けた後、妊娠に至らなければ、次のセカンドステップとして人工授精へと移行することが多くなります。

人工授精とは、男性の精子を直接女性の子宮内へ注入することをいいます。かつては、ほとんど手を加えない精液の一部を直接子宮内へ注入するということも広く行われてきましたが、こうしたニートな精子を直接子宮内へと入れることは、子宮内感染症などのリスクがあるため、最近では段々行われなくなってきています。

精液を静かに30分程度おいておくと、元気のいい精子は上方に泳いでくるという性質があります。そうした運動能が高い精子のみを回収し濃縮洗浄して注入するスイムアップ法や、比重の違いを用いて精子を分類するパーコール法が不妊治療の現場で行われています。しかしパーコール法の場合、パーコールそのものが精子に対して毒性があるという指摘もあり、頻度的には少なくなってきているといえます。

人工授精の最大の問題は、1回あたりの妊娠率が5%前後と極めて低いことです。私はかねがね人工授精の妊娠率がもう少し高ければ、不妊治療の現在の状況は相当様変わりするものだろうと思っています。人工授精の妊娠率を劇的に改善するようなブレイクスルーが出てこないものかと、いつも思っています。

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妊娠力を高める生活を送ろうとするなら、ふたりのいる空間が快適であることがとても大切です。「快適な空間」とはどういうものでしょうか。家中ピカピカで、日光の差し込む明るくさわやかな部屋などは、確かに快適な空間をイメージします。しかし、ここで強調したいことは、物理的な空間のことではありません。精神的な意味での快適さ、身も心もリラックスできる空間ということも大切なのです。

たとえば、あなたの家は、ふたりともに「早く帰ってきたい」と思えるマイホームでしょうか。不妊のカウンセリングをしていると、次のような状態になっているカップルに時々お会いします。奥さんが不妊治療に熱心すぎて、ご主人にはそれが強いプレッシャーになってるというケースです。

ご主人のほうはきっと家路に向かう足が重たいにちがいありません。仕事で疲れて帰ってきて、ドアを開けたら奥さんが玄関で待っていました、なんて笑い事ではありません。「排卵日が近づくと憂鬱になる」「家に帰ると子どもの話ばかりで気が滅入る」とため息をついているとしたら、ご主人にとって我が家は快適空間とはいえないと思います。

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