「不妊ルーム」

Archive for 12月, 2012

ピンポイント・セックスと妊娠

排卵日に的をしぼったピンポイント・セックス。確かに効率はよさそうですが、そんなにうまくいくものではないのです。なぜ難しいのか、それはあなたたちカップルが生身の人間だからです。コンピュータのように計算づくで妊娠できるものではないのです。

一般的に、カップルのセックスの回数というものは、時間の経過とともに減ってゆく傾向があります。あるカップルが妊娠するかどうかは、減ったセックスの回数を、いかに回復させるかということでもあります。セックスの回数を増やしただけで妊娠したカップルを、私は「不妊ルーム」でたくさん見てきました。これは、不妊治療を受けるか否かを悩む以前の問題です。逆に考えれば、不妊治療を受ける前に、あるいは不妊治療中でも、ふたりでできる最も有効な方法でもあります。

では、セックスの回数が多いというのは、いったいどのくらいなのでしょうか? 誰も他人の寝室はのぞけませんから、週に何回セックスをするのが「普通」ということはできません。婦人科の先生たちの「不妊症」の定義に関する合意事項として、「通常の夫婦生活をおこなって、2年間妊娠に至らない場合」というのがあります。しかし、私は以前より、この定義に???の気持ちでした。なぜなら「通常の夫婦生活」の意味するものが、あまりにあいまいだからです。

また、不妊治療を受けると、ほとんどのカップルはセックスの回数が、さらに減ってしまいます。なぜなら、不妊治療を受けると、医者から指摘された日にしかセックスをしなくなるという傾向が顕著になるからです。このことはさらに妊娠を遠ざけてしまうということを意味しています。

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妊娠しやすい3つの条件

私が「不妊ルーム」で、フォローアップを通してわかってきたことは、「妊娠しやすい3つのポイント」があるということです。

1) 女性の年齢が若いこと
2) 不妊治療歴が浅いこと(もしくはないこと)
3) セックスの回数が多いこと

この3つが揃(そろ)っているカップルは、不妊に関する大きな因子がなければ、妊娠に至る確率がかなり高いと言えます。

まず、1)の年齢についてですが、私のクリニックにカウンセリングで来院する女性の平均年齢は、だいたい35~36歳くらいです。これは平均値ですので、実際にはもっと若い方から40歳以上の方までいます。こうして幅広い年代の患者さんをみていると、やはり20代の患者さんのほうが、フォローアップを開始してから妊娠するまでの期間が短い傾向があります。また、若い人ほど、基礎体温表と排卵日検査薬を上手に活用するだけで、妊娠できるケースが多いのも事実です。

次に2)の「不妊治療歴が浅いこと(もしくはないこと)」。このことは、いろいろな薬が使用されていないので、体がホルモンバランスの点から柔軟性があるということを意味しています。と同時に、頭の方にも柔軟性がある場合が多いということも意味しています。たとえ不妊治療歴が長くても、その精神状態をリセットして、本来の「妊娠力」を取り戻せればよいわけですから、例えば自分がかなりの間不妊治療をおこなってきたからといって、がっかりする必要はありません。

そして、3)のセックスの回数が多いほうが妊娠しやすいというのはごく当然のことなのですが、意外とそのことには目を向けられていないと思います。とくに不妊治療をしているカップルは、排卵の日に的をしぼってセックスをし、その日以外は、ムダな行為と考えてしまう傾向があります。しかし、それは大きな思い違いです。

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私はインターネット上にホームページをアップしていますし、本も出しています。しかし、私はホームページ上に必要以上の医学用語や、専門的な情報は意識的に避けてきました。医師であるがゆえに医学情報を書き連ねるよりも、妊娠を望む人たちが自分たちの力で努力できる方法を紹介するほうが、建設的で効果があると信じているからです。

不妊に関する豊富な知識を持ってこられる女性は、私の「妊娠のことなんか忘れて、旅行にでも行ったらいかがですか」とか「不妊治療をいったん休んでみては」という言葉をなかなか受け入れてもらえないという傾向があります。              

インターネットのもうひとつの落とし穴は、同じ不妊の悩みを抱える人同士が語り合うサイトです。私はいくつもの不妊サークルのサイトが休止に追い込まれたのを知っています。それはなぜかというと、中傷誹謗の書き込みがなくならないからです。

不妊に悩む人が、お互いを慰めあうときには問題は起こりません。しかし、誰かが「おかげさまで妊娠できました!」と書いたとたん、その人に辛らつな言葉が浴びせられるということが起こるといいます。

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人工授精の問題点

不妊治療の現状を厳しいものにしている理由の1つに、人工授精における妊娠率が低いということがあげられると思います。不妊治療の第一段階であるタイミング法では、医療施設間でそんなに格差は見られないと思います。そして、第三段階の高度生殖医療では著しい妊娠率のばらつきが医療施設間で認められます。その移行措置ともいえる第二段階での人工授精での妊娠率はおしなべて低いのです。

通常のセックスで膣内に放出された大部分はその場で死んでいまい、子宮の中に移行できる精子は1%以内と考えられています。人工授精とはそこをバイパスして精子を子宮内腔へ注入するわけですから、もっと妊娠率は高くてもよいのではと思ってしまいます。さらに精子の注入をより排卵のタイミングに近づけるべく、卵胞チェックに加え、hCG製剤やGnRH誘導体を用いたフレアアップを利用したりして、よりタイムリーに精子を注入しようと試みます。

また、注入される精子もニートな精液を注入するような人工授精は最近ではおこなわれず、スイムアップ法などを用いて活きのいい精子だけを濃縮洗浄して注入しているわけです。それでも妊娠率は高くなりません。これはいったいなぜでしょうか?排卵のタイミングにジャストミートさせる形で精液を注入させるということは、実はそんな簡単なことではないのかもしれません。

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インターネット不妊にご用心!

インターネットの前に座る時間と不妊度は、正比例の関係にある……これはあながち冗談ではありません。「不妊ルーム」での相談の経験から、そう感じることも少なくありません。人間というのは、のめりこみやすい動物だからです。

不妊治療にのめりこんでしまった人というのは、とにかく知識は豊富です。私が参ってしまうような専門用語を書き連ねたメールが舞い込むこともあります。しかし、インターネットで得た知識は、偏りがあったり、ほかの大切なことを見落としていたりします。

これはWeb上の情報は表層的なものが多いということも関係していると思います。また、ネガティヴな症例に自分を重ね合わせ、落ち込んでしまう人も多いものです。そのようにして、ますます自分自身を追い込んでいることに、気づかないのです。

なぜ、こんな深みにハマってしまうのでしょうか?「子どもができないのはなぜだろう」というごく素朴な疑問をもって、「なぜかな?」の答えを求めてインターネットに近づくのは、きわめて自然な成り行きです。

そこまではよいのですが、実際には答えがなかなかみつかりません。不妊の理由は、人それぞれなのですからそんなに簡単に答えがみつからないのです。答えが見つからなければ、余計に知りたくなるのが人間です。彼女たちが追い込まれるのは、医師の責任という一面もあると思います。不十分な説明と、早いテンポで進む不妊治療にとまどい、不安を感じるのではないでしょうか。

インターネットはキーワード検索をすれば、何万ものサイトがヒットするような情報の海です。その情報がどれだけ正確であるか、あなたは判断できますか? この世界にあまりにも深入りすると、抜け出すのも難しくなってしまいます。一度、パソコンの前を離れて、大きく深呼吸してみましょう。

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