「不妊ルーム」

Archive for 10月, 2012

2012年10月の妊娠

10月は、10名もの方が妊娠されて、本当に嬉しく思っています。「不妊ルーム」のフォローアップでは、漢方薬を積極的に使用していることは、このブログで度々述べてきました。10月は、全例の方が、妊娠時に漢方薬を服用されていました。

ケースバイケースではありますが、35歳までの方は、漢方薬のみでよく妊娠されます。
「不妊ルーム」では、黄体機能不全と考えられる方には、当帰芍薬散という漢方薬を使うことがよくあります。そして、漢方薬だけでは不十分と考えられる場合には、排卵誘発剤のクロミッド、あるいは黄体ホルモン製剤などを併用します。漢方薬をファンデーションとして使用するというのが、「不妊ルーム」における妊娠へのアプローチの特徴です。

私が医学部の学生だった頃、特別講義で漢方を専門とする医師の話を聞いたことがありました。その医師が説明するには、西洋医学の薬には、ターゲットとする器官があり、クスリはそこに向かっていく。しかし、漢方薬のターゲットをあえていうなら、「体のゆがみ」であり、「体のゆがみ」を整えることにより、結果として、そのゆがみ中に存在している病気も矯正されるというような説明をされ、妙に納得してしまったことを、昨日のことのように覚えています。

「不妊ルーム」では、これからも積極的に漢方薬を使用していきます。

妊娠反応陽性時の「不妊ルーム」での治療内容は、下記の通りです。
Aさん 37歳:クロミッド+漢方薬(+)
Bさん 30歳:漢方薬のみ(+)
Cさん 33歳:漢方薬のみ(+)
Dさん 37歳:漢方薬のみ(ー)
Eさん 43歳:漢方薬のみ(+)(AIH2回)

Fさん 34歳:クロミッド+漢方薬(ー)
Gさん 38歳:漢方薬のみ(ー)
Hさん 41歳:DHEA+漢方薬(+)
I さん 30歳:漢方薬のみ(ー)
J さん 39歳:漢方薬のみ(ー)

※(+):不妊治療歴あり、(ー):不妊治療歴なし

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そして、3つ目の壁は、人工授精にエントリーすると、自分たちには「もう自然妊娠はあり得ない」という思いこみが生じやすいということです。実際、人工授精にエントリーしたあたりから、セックスレスのカップルが見られるようになります。

私のこれまでの「不妊ルーム」でのフォローアップの経験から、不妊に関する決定的な因子がなければ、人工授精を経験していても、自然妊娠や、タイミング法での妊娠も当然あり得ます。実際、当院でも人工授精経験者が、漢方薬のみ、あるいは排卵誘発剤のみといったステップダウンにより、多くの方が妊娠されています。ですから、人工授精をおこなっている方にも、自然妊娠も期待するように、アドバイスをすることにしています。

■今回3回目のAIHで妊娠することができました。人工授精をおこなったのも確かなことなのですが、タイミングもバッチリだったので、人工授精で妊娠したのか、自然妊娠だったのか、なんともいえません。

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レッスン: 人工授精をむずかしく考えない!

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進んで年をとらない!

私は「不妊ルーム」に相談に来られる女性とお話ししていて、とても気になることがあるのです。それは、自分の年を必要以上に気にしすぎるきらいがあるということです。

クリニックにこられた方には、問診表に生年月日と年齢を書いていただくので、私にはその患者さんの年齢が分かります。そこで「あなたは35歳ですね」と聞くと「今年36になります」と答える人が非常に多いのです。

その人は誕生日の前日までは、まちがいなく35歳なのです。なぜ自分から進んで年を取ろうとするのでしょうか? こういう方は、35歳の年のほとんどを、36歳の気分で過ごしているのでしょうか? ネガティブな考え方だと思います。

たしかに妊娠が可能な年齢には確かに限りがあります。そのことが、女性の気持ちを焦らせるのでしょう。その気持ちは男性には分かりづらく、夫婦の温度差の原因の一つかもしれません。

しかし、あわてたからといって妊娠できるものではありませんし、気持ちが焦れば焦るほど、妊娠は逃げていってしまいます。こういうときこそ、ポジティヴ思考が大切です。「まだ35歳、まだまだ大丈夫」と自分に言ってみましょう。そして進んで年を取り、自分を追い詰めるのは、もうやめにしましょう。

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レッスン: あせると妊娠は逃げていく!

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 2つ目の「人工授精の壁」は、人工授精の妊娠率がおしなべて低いということです。人工授精1回当たりの妊娠率は、5%~8%程度で、全国的に見てもどこも低いという印象を持っています。例えば、軽度の精子無力症や乏精子症、あるいは女性側の経管粘液不全などの患者に人工授精を行えば、理論的にはもっと妊娠に至るはずなのですが、現実にはこうした症例においても人工授精の妊娠率は高くありません。

 次のメールは、36歳、不妊治療歴1年2ヶ月、機能性不妊(原因不明不妊)方の悩みです。

■生理も順調でだいたい28日周期で排卵も自然排卵です。精子も特に問題は無く、トータルでタイミング法を6回、AIH4回しましたが今回も駄目でした。あと2回AIHをやってみて、さずからなければ体外受精をと先生に言われています。ただ、費用のことがあるので何回もするというわけにはいかないことだと思っていますが、やはり赤ちゃん欲しいので、複雑なところです。費用と確率を考えると当事者としては切実な悩みです。でも1度は…と思っています。あと診察を待つのに妊婦さんと同じ空間にいるのはつらいです。環境が整っているところはなかなか無いです。

 私はかねがね人工授精に新しいブレイク・スルー(突破口)が登場すれば、不妊治療という医療が劇的に様変わりするのではないかと思っています。

そして、人工授精にエントリーするにあたって注意しておかなければいけないことは、人工授精の段階で、薬剤の投与、とりわけhCGの注射には注意が必要だということです。最近になって、「hCGによる卵の質の低下」ということが問題視されています。人工授精の妊娠率が低いがゆえに、何回も人工授精を繰り返すことにより、結果としてhCGの使用量が増えてしまうという悪循環になりやすいのです。

多くの不妊治療のドクターの意見や、私の印象としても、人工授精で妊娠される方は、最初の3回までの人工授精で妊娠する傾向がみられます。ですから人工授精をおこなう方は、どのような方法で、何回をめどにおこなうのか、どのような薬や注射をどれだけ使用するのか、医師の説明をきちんと受け、さらに、人工授精を受ける側の希望を、医療機関側に明確に伝えておくことがとても大切です。

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メディアの流す最新情報に右往左往しないで、どんと腰を据えて、妊娠力を高める
「普通の」生活を送ることこそが、妊娠への大切な道なのです。

しかし、メディアのせいばかりかというと、私はどうも違うなという気もしています。
新しい治療法がどうこういう以前に、「不妊治療」そのものが流行のようになってい
るという感じがしているのです。

世の中はどんどん便利になってきています。スイッチひとつで生活空間が快適になっ
たり、インターネットを利用して、24時間ほしいものが手に入ったります。銀行に
行かなくてもお金が動かせるし、家事の機械化によって主婦にも自分のための時間が
増えました。
それは大変いいことですし、私もそのような文明の利器を享受しているひとりです。
しかし、その利便性の延長線上に、不妊治療までもが同列に並んでいるような気がし
てなりません。

「結婚したけど子どもができない。じゃあ、不妊治療でもしてみようか」
そんな気軽な気持ちで、病院の扉をくぐる人は少なくないと思います。
しかし「あの人もやってるから」というような理由で、あまりに深く考えず不妊治療
の道を選んだ結果、つらい検査を受けて傷ついてしまったり、自然妊娠が十分可能な
人が人工授精を受けることになってしまったとしたら、残念なことです。

子どもができにくいと思っても、すぐに排卵誘発剤や人工授精を考えるのではなく、
もっとじっくりと落ち着いて、夫婦でできることをやってみましょう。もう少しだけ、
自分たちの妊娠力を信じてみたいと思う気持ちのある方は、婦人科の扉の前で、いま
一度踏みとどまってみませんか?

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