「不妊ルーム」

Archive for 9月, 2012

 まず、私が強調したいことは、今あなたが体外受精を受けようと思っている医療機関に医師が何名いるかということです。そして、医師が2名以上いるということを必要最低条件と考えてください。ここで言う医師とは、常勤で常時活動している医師を指します。例えば、大学病院などから週一回アルバイトで来ているような医師はカウントしないで下さい。

 そして、体外受精においてとても大切な人達は、胚培養士です。ある意味、医師の実力以上に体外受精で妊娠できるかどうかは、胚培養士の実力が鍵を握っていると言っても過言ではありません。

 胚培養士とは医師が取り出した卵子を培養したり、精子と顕微授精したりすることを担当している人達です。しかし胚培養士の数やそのクオリティは医療機関によって、本当にバラバラであり、その実体については壁の向こう側のことなので、患者サイドはなかなか把握しづらいというのが実状です。

 しかし、体外受精説明会などに意欲的に参加して、胚培養士の数を聞くということは、とても大切なことです。私のこれまでの7,000人近い「不妊ルーム」での不妊カウンセリングの経験から、体外受精に力を入れている医療機関においては、胚培養士が5名以上は在籍しているという印象を強くもっています。

 ですから説明会などで、胚培養士に対する質問のリテラシーをもっておくということは、とても大切なことです。

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 ホームページからは体外受精に関する有益なインフォメーションを得ることは可能でしょうか? まず、妊娠率に関して、ホームページ上に掲載されている医療機関の妊娠率は、私が調査した結果や、日本産婦人科学会の統計から大きく乖離したものが多く見受けられます。日本産婦人科学会統計の妊娠率の平均が22%ですから、それより成績の良い施設、良くない施設があるわけですが、どんなに成績が良くても、体外受精の妊娠率が5割に達するなどということは決してあり得ません。

 全く不妊に関する因子のない若いカップルが、妊娠を期待してセックスを行っても排卵周期あたりの妊娠率は20~30%前後と考えられているのです。高度生殖医療を受けるという人は妊娠しづらいから、あるいはこれまでの治療で妊娠しなかったから、高度生殖医療となっているわけです。そうしたカップルに行う妊娠率が、飛躍的に高い数字ということはあり得ないのです。このことは十分冷静に知っておく必要があります。「不妊ルーム」にIVF(体外受精)カウンセリングにこられるカップルには、そうしたお話しをします。

 それでも、最も身近に入手しうる医療機関の情報ということはどうしてもホームページの情報ということになりがちです。そのホームページの情報からは何を読みとればいいでしょうか。

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 不妊治療医をどう選ぶのかということについて考えてみます。不妊治療の中でも最終段階にある高度生殖医療にエントリーする場合を例にとって考えてみます。

 体外受精は、1回あたりの妊娠率が22~23%、赤ちゃんを抱いて帰れる確率、すなわち生産率は15%の医療です。そしてその医療に1回あたり40万円から60万円の料金がかかるわけです。それを受ける側は、医師選び、医療機関選びは真剣にならざるを得ないはずです。私はもっともっと真剣になって欲しいと思います。

 私が不妊相談の方と話をしてみて痛感するのは、不妊治療を難しくしている要因の一つに患者側が抱いている日本人的な医師と患者のしがらみ的な関係があると思います。すなわち、「タイミング法人工授精をこの先生にお願いしてきたのだから、体外受精もこの先生で。」という考え方です。実はそうしたことが不幸な結果になっているということが非常に多いのです。

 体外受精に関しては、医療機関の妊娠率、生産率のばらつきには本当に大きなものがあります。そして、その料金、妊娠率を考えれば、体外受精などの高度生殖医療はギャンブルに他ならないと思いますし、私は現に患者さんにそう説明しています。もし、高度生殖医療をギャンブルとするならば、その大きな掛け金をどこにかけるかということを真剣に考えるのは当然なことです。

 そうした背景があり、「不妊ルーム」にIVF(体外受精)カウンセリングを開設したのです。

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 婦人科という診療科目の名称の拘束性のためか、精液検査を全くおこなわないで女性のみの検索、加療をすすめているというケースも多くみてきました。現在、男性因子による不妊は年をおうごとに増加しており、私が目からみてもほぼ不妊の原因は男女半々ではないかと思えてくるほどです。

 女性因子の検索は、子宮因子、卵巣因子、卵管因子、脳下垂体からのホルモンチェックなど多岐にわたりますが、いろいろな検査をおこなっても、3割程度が原因が特定できない機能性不妊という診断になってしまいます。

 一方、男性因子は精液検査を一度おこない、異常がなければ男性側は異常なしということになります。簡便であることを考えれば、この検査をおこなわないというこは考えられません。しかし、現実に全くおこなわれていないケースが本当に多いのです。

 私は、基礎体温が二層できれいであり、精液検査において異常が認められず、子宮卵管造影検査で通過性が確認されれば、妊娠はあり得るという立場で考えます。そして、これ以外の多岐にわたる検査について、実は婦人科医の間でも意見の統一がはかられていないというのが現状だと思います。医療機関を利用するという立場で考えれば、別に不妊治療に特化しているような医療機関を選ぶ必要は私はないと思うのです。むしろ、気楽に自分達の現状を確かめたいと思うのであれば、総合病院などで男性が泌尿器科を受診して精液検査を受け、女性が婦人科を受診し子宮卵管造影検査を受ける。そして、ともに異常がないと確認されれば、また半年ないし1年程度様子をみてみるというのも、一つの選択肢だと私は思います。

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 いきなり不妊治療の専門医療機関を受診して、結果的に状況をさらに悪くしているカップルも数多く経験しています。こうした場合、不妊治療医療機関の選択をするツールとなっているのがインターネットです。インターネット上の情報と実際の医療機関での診療内容に大きな隔たりを感じている患者さんが少なくないのです。

 さらに、不妊に悩む女性のみが集まる不妊診療に特化したような医療機関では、その待合室には言葉で表現できないような一種独特な雰囲気があり、こうした環境下に頻繁に長時間さらされることは、女性にとって大きなストレスとなります。さらに、経膣超音波法による卵胞チェックでのタイミング法は、女性のみならず男性にとっても大きなストレスとなり、やがて男女ともに妊娠から遠ざかっていくという「不妊治療不妊」のケースも少なくありません。

 私は不妊に悩むカップルが本来持つべき情報は、不妊症や不妊治療の知識そのものよりも、不妊治療をどう利用していくかというリテラシーではないかと思うのです。すなわち、不妊治療とはカップルが持っている本来の「妊娠力」の足りない部分を付加的に授けるサプリメントであるべきだと思うのです。不妊治療を受けるにあったっては、

子宮卵管造影検査の設備があるか、
精液検査をきちんと行ってくれるか、
③プライバシーの配慮が十分なされているか

 以上の3点を事前に確認しておくべき最小限のリテラシーだと私は思います。こうした感覚をきちんと持ち合わせていないために、医師のすすめるままに体外受精などの高度生殖医療に誘導され、非常に高額の医療費を投入してきたカップルを私は数多く見てきました。

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