自分で自分に病名をつける必要も、自分を病人にする必要もないと思います。「不妊」を複雑に考えないという以前に、自分を不妊症と決めつけないことが第一です。

一度、「私は不妊症かしら?」と思ってしまうと、どんどんとその疑念は大きくなりがちです。そしてその原因を自分で探ろうとして、不妊の深みにはまってしまう方が多いのです。それは、ちょっと胃が痛くなると、『家庭の医学』といった本を取り出してきて、胃がんのページを広げ、「最近、食欲が落ちてきた」、「微熱が続く」など、並んでいる項目に自分を当てはめ、自分は「胃がん」に違いないと決め込んでしまうのにも似ています。

自分で自分を病人にするということは、日常的によくあることです。不妊を複雑に考えないということは、すなわち、なるべく自分を病気と考えないということ。特に不妊は、もし二人が子供を希望してなければ、全く医療を必要としないことも多いのですから、なおさらです。不妊治療を受けているからといって、自分は不妊症だと決まったわけではないと、気持ちを前向きに持つことが大切だと思います。

「不妊ルーム」で妊娠された女性からのメッセージです:
「不妊も自分の個性・チャームポイントと思って受け入れてみてください。わたしは、そう気がついて気持ちが前向きになれました。」

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