「不妊ルーム」

こんにちは。

「44歳で妊娠」と先生を驚かせた三○ 早○です。
予定日より9日早く、陣痛1時間、分娩台に上って40分、
出産ですから痛いは痛いですが、超スーパー安産で3230gの男の子
を無事出産し、退院いたしました。

1人目が出来たのが39歳、欲しいと思ってすぐに出来たので、妊娠ってこんな
ものかな~と軽く考えていたら、41歳で2度続けて流産、今思えば年齢的な
事も大きいのかもしれませんが、途中まで育っての流産に不育症の可能性も
疑われ、その後、処方されたバファリンを飲みながら妊娠を待ち望みましたが
なかなか思うようには・・・。とはいえ、不妊治療の医者に行くのも気が引け、
友人に勧められ周期療法(今思えば何の医学的根拠も意味も無く、先生に言わ
れてスパッと止めるまでお金と時間の無駄遣いをしたものです)、結局、一向に
兆しも無く毎月がっかりする日々・・・気が付けば44歳になっていました。

さすがに・・・と少し悲観的になり始めたとき、娘が私のパソコンをいたずらして
たまたま開いたのが「不妊ルーム」のホームページで(科学的ではないですが
神が降りてきたのかもしれませんね^-^;)、少し戸惑いもありましたが、思い切っ
てその扉をたたいてみよう、と一歩踏み出したのが昨年の10月でした。

ドキドキしながら行ってみると、先生は説明も解り易くとてもさばさばしていて、
「歳が歳だから、まあダメもとで・・・一人授かっている訳だしその子を大切に」と。
確かに・・・。でもそれで気負いしていた物が抜けたのか、そうして始めた血液
検査によるホルモンの値と基礎体温表を見て「年齢より全然いいね、もしかして
いけるかも!」と後押ししてもらったのが心強かったのか、根拠ある実績とデータ
に基づいたDHEAと漢方の投与が効いたのか、それら全ての効果があいまって
12月末、もしかして?年明け1月には嚢が見え妊娠確定!

とはいえ、歳も歳だし前回のこともあるしで、期待と不安、その成長に一喜一憂
という感じの日々でしたが、毎週あるいは二週に一度伺う先生の独特の励まし
に支えられ、バファリンと漢方薬を飲みながら無事出産の日を迎えることが出来
ました。

主人も娘も弟の誕生を心から喜んでおります。
年齢の事だけ言うとかなり厳しかった事だと思います。
でもちゃんと実績に基づいた療法で心と体のコンディションを整え、万全にすれば
やってやれないことはない!ということですかね。
42歳までが妊活の適齢期的な事が政府によって何となく定められそうな中、
経産婦だったということはあるかも知れませんが、年齢で線を引いたり一つの枠や
平均値で縛るのではなく、あとは個々人の心と体のバランスというか、それぞれの
人にあった先生のような指導をしていただければ、きっともっともっと私たちのよう

幸せな人が増えるのではないかと思います。

本当にありがとうございました!そして、先生に巡り合えた事に感謝いたします。
これからも年齢の枠にとらわれず(もちろん、年齢が上がればその分、生物学的に
妊娠・出産が難しくなることは解っておりますが)たくさんの人に喜びの笑顔をもた
らして下さい。

長文になってしまい申し訳ございません。
末筆ではございますが、先生もご自分のお体、ご慈愛下さい。
私も授かった大切な2つの宝をこれからも守り育てて(私自身が育てられている気も
しますが)いきたいと思います。

・・・&ちょっと47とか48歳でも、もう一人くらいまた先生のお力を借りて生み
たいな、
くらいの勢いは今はありますけど(笑)。まあ、先生にまた贅沢だ、もうさすがに~っ

笑われますね(^-^;)
本当にありがとうございました!

「不妊ルーム」が産声を上げてから、16年近い歳月が流れました。
この間に本当に色々なことがありました。
そうした中で、ここ数年顕著な傾向があります。
それは、一人目を「不妊ルーム」で妊娠、
そして出産された女性が二人目を希望して、
再度「不妊ルーム」でのフォローアップを希望するといったケースが、
とてもに増えているのです。

ところが、ここで私は大きな壁にぶつかってしまいました。
というのは、一人目が自然妊娠、
あるいは、「不妊ルーム」で一人目を妊娠、
そして出産した女性が、4~5年経てから
「不妊ルーム」を訪れるというケースが多いのです。
一人目を出産したのが30代半ばであれば、
40歳前後ということになります。

もちろん、夫婦の側にしてみれば、
子どもができると二人目どころではなくなりますから、
子育てに振り回される日々が続きます。
そして?の子がヨチヨチ歩きを始め、
そして保育園、幼稚園に入園したあたりから二人目を考えはじめるのです。
ですから、4~5年の時間が経過するといういうことは、
ある意味自然なことなのです。

しかし、二人目を希望した女性が40歳前後となると、
卵子のエイジングという問題が前面に出てきます。
私は現在こうした二人目希望の女性と
毎日のように顔を会わせているわけですが、
こうした二人目希望を叶えることを「ドリームアゲイン」といっています。
そして、こうした女性達から異口同音に出てくるのが、
「卵子のエイジングということを最初から知っていれば、
もう少し子どもを持つという計画を、
前倒しで考えることができた」ということです。

幸いなことに、漢方薬に加え、最近DHEAサプリメントなどを使って、
年齢の高い女性でも妊娠される方がとても増えてきました。

自分で自分に病名をつける必要も、自分を病人にする必要はありません。
「不妊」を複雑に考えないという以前に、
自分を不妊症と決めつけないことが第一です。

「不妊ルーム」で妊娠された女性からのメッセージです:
「不妊も自分の個性・チャームポイントと思って受け入れてみてください。
わたしは、そう気がついて気持ちが前向きになれました。」

一度、「私は不妊かしら?」と思ってしまうと、
どんどんとその疑念は大きくなりがちです。
そしてその原因を自分で探ろうとして、
不妊の深みにはまってしまう方が多いのです。
それは、ちょっと胃が痛くなると、
『家庭の医学』といった本を取り出してきて、胃がんのページを広げ、
「最近、食欲が落ちてきた」
「微熱が続く」など、並んでいる項目に自分を当てはめ、
自分は「胃がん」に違いないと決め込んでしまうのにも似ています。

自分で自分を病人にするということは、日常的によくあることです。
不妊を複雑に考えないということは、
すなわち、なるべく自分を病気と考えないということ。
特に不妊は、もし二人が子供を希望してなければ、
全く医療を必要としないことも多いのですから、なおさらです。
不妊治療を受けているからといって、
自分は不妊症だと決まったわけではないと、
気持ちを前向きに持つことが大切だと思います。

妊娠しやすい人になる!

「不妊ルーム」では、毎月10名前後の方が妊娠されますが、
妊娠にいたる方には特徴があることには、以前より気がついていました。
黄体機能不全がない人が、ある人より、基礎体温表がきれいな人が、
そうでない人より妊娠しやすいことは、だれでも理解できると思います。
また、夫婦の愛情が強く結ばれている方が、そうでないカップルより 
”妊娠力 ”が高いことも容易に想像できるでしょう。

しかし、そういったこととは別に、女性の側に
「妊娠しやすくなる心の持ち方」というのがあると、
私は「不妊ルーム」の経験から思うのです。
妊娠しなければ生理がやってきます。
この時、「また生理がきてしまった」と思ってしまうか、
「今月もまた、チャンスが来た!」と捉えるかによって、
妊娠しやすさは違ってくると、私は常々思っています

基礎体温表をいつも眺めて、妊娠のことばかり考えている生活は、
決して望ましいものではありません。
開き直りといったものが「妊娠」にポジティブに働くことは、
私のみならず、不妊治療を担当している先生方もしばしば口にしています。
あなたの周りにも、そういう話がないでしょうか?

こうしたことは、私の著書『新・妊娠レッスン』の中で、
「妊娠しやすい人、しにくい人」にも書きました。
ちょっと乱暴かもしれませんが、
「やることはやっているのだから、あとはなるようになる」
といった開き直りも、時として大切なのです。

「不妊ルーム」でも、「今月ダメだったら
不妊治療に進もうと思っていたら妊娠した」とか、
体外受精の決心してをして、医療機関へ紹介状を持って出向いたら、
その時に妊娠していた女性も稀ではありません。
妊娠は、”忘れた頃にやってくる”という側面もあります。

不妊治療をやめるとき

不妊治療をいつやめるかというのは、ほんとうにむずかしい問題です。
これは、不妊治療を10年間続けた45歳の女性からのメールです。
私がメールで不妊治療からリタイアすることをすすめたことに対して、
お礼を書いてきてくれたのです。

   誰かにそう言ってほしかったのだと思います。
   ここまで治療をがんばってきた私たち夫婦には、
   とても自分たちで踏ん切りをつけることができなかったでしょう。
   ふり返れば、私たち夫婦には桜の花が美しいと感ずる
   心の余裕もありませんでした。

赤ちゃんがほしい、この切実な願いをかなえたいと
不妊治療に足を踏み入れ、身体的精神的苦痛を味わい、
経済的負担を強いられているカップルはたくさんいます。
不妊治療はオール・オア・ナッシングであり、
どんなにがんばっても赤ちゃんに恵まれないカップルはいるのです。

不妊治療を続ければ続けるほど、
赤ちゃんへの思いはつのると思いますが、
いつかは決断をしなくてはならないときもきます。

不妊は、その人の人生観にかかわる問題でもありますが、
どうしても赤ちゃんができなければ、
赤ちゃんのいる生活がすべてではないと
割り切ることも必要になってきます。
不妊治療をこれから始めるという方は、
そのことも夫婦で確認し合うことがたいせつだと思います。




「不妊ルーム」